Voidbark

「Voidbark」は樹皮の新たな産業的価値を発掘する試みです。
クラフトに用いられる山々の木々ではなく、流通している製材用の木材に着目。
材木の大きさにまで育った木々の樹皮は分厚く、強度を内包しています。
これらを採取し、適切な木工技術を用いてプロダクトアウト。
年間50トン以上廃棄もしくはチップにされる建築家具材の樹皮に、新たな産業活用方法を見出します。

Outline

家具材・ウォールナットやケヤキなど銘木から採取した樹皮の木工的産業活用。
日用品・プロダクト・家具の展示。

Members

静岡・東海を中心に、建築・家具材を流通する「亀山製材所」。地域のつくり手の要望に応じ、銘木を適切に支度しています。年間700トン以上の材木を製材し、樹皮の廃棄・チップ処理は50トンにもなります。
この樹皮に「OTHER DESIGN」が着目し、計画・デザインを行います。「iwakagu」がそれらを木工することで新たなプロダクトへの変換を試みます。
「Shinya Rachi」が樹皮の特性を解釈し、イメージビジュアルへと昇華し、ローカルプロジェクトを美しく表現します。