合板は、効率性や均質性を追求する近代産業の中で発展し、建築や家具など幅広い分野で利用される工業製品として認識されている。 一方でその原料である樹木は、森の大地に根を張り、空にそびえる存在であり、一つ一つに固有のいびつさを持つ。人はいびつな樹木の姿に対し、強さ、純粋さを感じ、その唯一性に何かを重ねたりすることで価値を見出してきた。 RePlyは、樹木が合板製品へと変化するさまざまな段階にクラフト的な介入を加えることで、工業製品としての合板とは異なる可能性を追及し、産業構造の中で分断された自然と人との関係を問い直していく。
KUWATA AYUKO
Freelance / Graphic Designer