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exhibition

Loophole

《Loophole》は、デジタル環境における「待つ」という体験を物理空間へと移し替える、ローディングマーク型の照明プロダクトである。本来、処理の完了とともに消えるはずの記号を、何も読み込むことなく回転し続ける光として再構成することで、効率化や高速化のなかで失われつつある「間」や余白を可視化する。さらに日本舞踊家・花柳徳太郎とのコラボレーションを通じて、デジタルの時間と、身体によって積み重ねられてきた時間感覚を交差させる。プロダクトと身体、テクノロジーと伝統のあいだに、新たな「待つ時間」を立ち上げる試みである。

overview

《Loophole》は、スマートフォンなどで表示されるローディングマークを立体化した照明プロダクトである。金属加工による円形の筐体と光の制御によって、スクリーン上の回転運動を実空間に再現する。会場ではプロダクト単体の展示に加え、日本舞踊家・花柳徳太郎とのコラボレーションによる身体表現を展開する。ローディングマークの回転や光のリズムに、日本舞踊における「間」や身体の動きを重ねることで、デジタルインターフェース、プロダクト、身体表現がひとつの空間で交差する展示を構成する。

member

本プロジェクトは、これまでも協働してきた4名によるチームで構成される。デジタルシンボルを物質化する作品を手がける松田将英がクリエイティブディレクションを担当し、清水裕生が金属加工・製作、木村優作がハードウェアとソフトウェアを横断した技術開発、花柳徳太郎が日本舞踊を基盤とする身体表現を担う。それぞれの専門性を持ち寄り、アート、プロダクト、テクノロジー、身体表現を横断しながら制作を行う。