私たちは日々、たくさんのものを持って生活しています。バッグや上着、スマートフォン。そして、仕事や予定、通知や情報。何かを持つことは、同時に、何かを受け取る余白を失うことなのかもしれません。本展示では、会場へ向かうアプローチに、建築家やデザイナー、アーティスト、学生など、さまざまな人がつくった「フック」によるクロークをつくります。来場者は好きなフックを選び、荷物を預け、手を空けて展示へ向かいます。何も持っていない手には、何かを受け取る余白がある。 持っているものを少しだけ手放し、身体も思考も軽くする。ここは、展示を見る前に余白をつくるためのクロークです。
Takuto Arai
Interior Designer